山形県電機商業組合からのご提案です。
以下の理由により、2027年末をもって水銀が含まれる蛍光管や水銀由来のランプ等が製造終了いたします。
我が国においては、水銀及び水銀化合物の人為的排出から人の健康及び環境を保護することを目的とする「水銀に関する水俣条約」を締結し、「水銀による環境の汚染の防止に関する法律(平成27年法律第42号)」等に基づく措置等を行っています。
2023年10月30日から11月3日にかけてスイス・ジュネーブにおいて開催されました「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議(COP5)」におきまして、水銀添加製品である一般照明用の蛍光ランプについて、その種類に応じて、2025年末から2027年末までに製造及び輸出入を段階的に廃止することが決定されました。
さらに、2024年12月には、「水銀による環境の汚染の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令」が閣議決定、公布されました。これにより、水銀添加製品である一般照明用の蛍光ランプの製造については、その種類に応じて段階的に禁止されます。 ※輸出入の禁止については外国為替及び外国貿易法により措置されます。
禁止対象となる蛍光ランプは、期限以降の製造及び輸出入が禁止されます。(禁止期限後においても在庫品の流通・販売や既存製品の継続使用は可能です。)
これからは蛍光管が手に入りにくくなり、蛍光管の高騰が考えられます。また、蛍光管の処分にもけっこうな処分費がかかっております。蛍光管の交換の際に、ぜひ省エネであるLED照明への切り替えをご一考ください。






