研修報告

北海道幌延町にある高レベル放射性廃棄物の研究施設を見学

 山形県電機商業組合本部では,6名が北海道幌延町にある高レベル放射性廃棄物に係る研究施設の見学会に参加いたしました。

 見学の前に,東北電力株式会社の社員を講師として,山形空港1階会議室において,「高レベル放射性廃棄物は何であるか」から始まり,北海道2町村における文献調査の進捗状況など,日本における高レベル放射性廃棄物の地層処分事業の現状について講義をいただきました。

 幌延町における研究施設の見学会では,ゆめ地層館にある地上50㍍の展望施設から地上施設を眺めるとともに,実規模試験施設や地下施設を見学し,地層処分事業に係る知識等を深めることができました。

 参加者の方々からは,施設見学に参加するまでは,高レベル放射性廃棄物のことはあまり深く考えていなかったが,参加した後では,地層処分は安全な処分方法であると認識した,様々な方に施設見学をしていただきたいなどの意見が出されております。

 今回の視察をきっかけとして,地層処分事業とともに,日本のエネルギー全般の問題をより深く考えることができたと感じました。